
アブやハチに刺されてしまった!
基本的に犬はアブやハチに刺されても大丈夫です。ただし、小型犬や抵抗力の弱い子犬、老犬、病気の犬などは気をつけましょう。
刺されたと思ったら、まずは落ち着いて犬の様子をよく観察して下さい。
ハチ
ハチは「黒色」に反応します。
特に黒い犬は狙われる可能性が高いですので、白いお洋服を着せたりするといいです。
人間は髪の毛や黒目を狙われるそうです。帽子や長袖シャツ、ハチの針を通さないカッパのようなものを着るとバッチリですが、暑いですね。
あと、強い香りにも反応するので香水は山には要りませんよ。
実際にハチが数匹いたら、近くにハチの巣があると思って下さい。
特に9月頃は巣も大きくなり、攻撃性が高まるので要注意です。
ハチが近づいて来たら怖いけど、じっとしていて下さい。
あまり動くと攻撃されます!なので怖いですがじっとしていましょう。
アブ
アブは黒い色には集まりません。というか、あまり色にはこだわらないみたいです。
アブがこだわるのは「温度」。高い温度や二酸化炭素に集まります。
なので、夏にキャンプ場まで走ってきた車はアブに歓迎されます。
アブにはハッカが効くというので、私は毎年夏のキャンプには大量にハッカ油を買い、頭からつま先までスプレーしています。
アブはハッカをつけた部分には止まらないそうです。それより数十センチ横には止まるそうですが。
もちろん、わんにもハッカスプレーをしています・・・が・・・わんは刺されました、アブに!(まあ、全身きっちりとかけていませんでしたから)
思い切り下の症状が出て、患部が腫れました。次の日とかも元気がなかったかな・・・?でも、病院に行くほどにはならずにすみました。
人が刺された場合は、ポイズンリムーバーなどですぐに毒を吸い取ると、軽症で済みます。私は何度も助けられています。とくにブヨですが・・・。
犬がアブ・ハチに刺されたときの症状・処置
⇒刺された時の症状は・・・
■ 刺された場所を一生懸命になめる、かく
■ 腫れる(思いっきり腫れる場合もあります)
■ 患部に触られるのを嫌がる時もある
■ よだれが出る
■ 嘔吐
■ 呼吸が荒くなる
■ 小型犬や抵抗力がない犬は、死に至る場合もある
⇒応急処置
■ 刺されたらすぐに患部を水で洗い流します。ハチの毒は水溶性なので水で洗い流される。
■ 針が刺さっているようなら、ピンセットなどで取り除く
■ 副腎皮質ホルモン入りヒスタミン軟膏を塗っておく(薬局で売っています)
⇒獣医さんへ連れて行く場合
■ 呼吸が荒く大量のよだれを出したり、震えたりしている場合は早急に獣医さんに連れて行 きます。
■ 少し様子を見ておとなしい場合は様子を見ましょう。
ムカデ、ヘビ、ヒキガエルなども要注意です。
これらは足元を狙われるので急に歩くのがおかしくなった、方足を引きずるなどの場合は、足元を疑って下さい。
滅多にない事ですが、いざという時のために、頭の片隅で覚えておいて下さいね。
最後に・・・ハチやアブから身を守ろう!
アブ・ハチ

