
犬と海へ行くとき
海に犬を連れて行くときに、注意をしなければいけないことがいくつかあります。
1、どこの海に連れて行くか?
コレは、「何県の海」ということではなく、犬を連れて行ってもいい場所かどうか、ということです。
基本的に、真夏のハイシーズンの海はさけた方が良いですが、そうでなくても人がいる場所なら注意が必要です。
海水浴場の中には犬を入れて行けない場所もあるので、事前に確認するといいですね。
そして、なるべく砂浜がキレイなところが望ましいです。
いろいろな物が打ち上げられている場所は、危険な物があり、それを踏んだり食べたりする危険があります。
2、暑さに注意
夏は暑いです。
砂浜も炎天下では、人間が素足で歩くのが困難なほど暑くなりますね。
そのようなところを、犬が歩かせるのは酷です。
しかも、小型犬や体高の低い犬(ダックスやコーギーなど)は暑さを体でもかなり感じるはずです。
そして、子犬や老犬も配慮は必要です。
浜にテントを張っていれば大丈夫・・・ではありません。
いくら日陰で水を飲ませていても、昼間のカンカン照りの中では熱中症になるかもしれません。
犬は人間のように汗を出して体を冷やすような体温調節をすることが出来ません。
ベロを出してハアハアして、体温調節しているのです。
しかも、毛皮をきていますので、かなり暑い・・・。
そして、マズル(鼻)が短い犬種は特に暑さに弱いです。
我が家はフラットコーテッドレトリバー×3ですが、1匹は他の子より若干マズルが短いです。
そして、その子は暑さに弱く、一番ハアハアしています。
なので、犬を連れて海へ行く時は昼間の時間は外して、早朝や夕方以降の時間帯が望ましいです。
その時間帯にテントを張る時も、出来ればクールマットをひいたり、ワンちゃんにはクールウェアを着せたり、水分補給をマメにさせるなどして、熱中症にならないようにしてください。
逆に、お腹の弱い子は冷えるかもしれないので、上がったら体を拭くなどのケアをしてあげてください。
我が家も、早朝からだいたい遅くても昼くらいまでの時間帯で終わりにしています。
人間もUVケアするんだから、ワンちゃんも
UVケアしましょ^^
ワンちゃんの皮膚や被毛を有害なUVから 守ってくれるクールウェアです。
全部で14サイズあります。
左のリンクから入ってサイズを選べます。
3、浜辺で遊ぶ
その1
浜辺には、意外な物が落ちていたりします。
うちの子は、2回「草フグ」を食べて下痢嘔吐をしました・・・。
たぶん、釣り人が釣って、放置した物でしょう。
草フグを食べて、小さい子は死に至ることもあります。というか、レトリバーでも亡くなってる子はいます。
草フグの幼魚は特に夏期に河口付近で多く見られます。
詳しくはこちらも参考にしてください。→「海の危険」
あと!釣り針が付いている可能性もありますからね!
その2
地形によっては、いろんな物が打ち上げられている浜があります。
ビンやカン、これなに?っていう物まで。
ワンちゃんがそれらを踏みつけてけがをするおそれもあります。
貝だって、足を切る時がありますからね。(私は2回連続で切りました><)
周りを良く見て、あまりにいろんな物が打ち上げられているところは、さけた方が無難です。
4、犬嫌いの人もいる
みんなが犬が好き!ということは絶対にありません。
浜辺でも同じです。
ワンちゃんも楽しくなって、駆けだすかもしれません。
その先に犬が嫌いな人がいたら・・・恐怖ですよね。
周りに人がいないのを確認してからリードを離しましょう。
もしくは、呼び戻しが出来るようにしておく。
・・・コレが基本ですが・・・
なかなか呼び戻しが聞かない子には、ロングリードで遊ばせるのも手です。
あとは、大好きなおもちゃを使って、常に注意をこちらに向けてるとか。
我が家の場合は、後者のタイプです。
はじめはロングリードをつけてましたが、だんだんその子の性質が分かってきたので(笑)
その時も、周りに人がいないかを確認してくださいね。
呼び戻しの練習に不可欠なロングリー ド。
公園で遊ばせる時や、ディスクの練習の 時にも大活躍します。
一つ持ってると、重宝しますよ!
5、遊ばせ過ぎに注意
ワンちゃんは夢中になってずっとずっと遊んでいたくなるかもしれません。
でも、海はとても疲れます。
人間も疲れますよね?
疲れるのと同時に、体も冷えてきます。
小型犬は特に注意してあげてください。
なので、適当に休憩を取りましょう。
遊んだら休憩、遊んだら休憩・・・。そんな感じで^^
6、ワンも溺れるかも?
犬だから、みんなが上手に泳げると思ったら大間違い!
泳ぎが苦手のワンちゃんもいます。
泳いだことが亡いワンちゃんが突然、海デビューをするよりも、犬用プールなどで水にならしてからの方が無難です。
プールでなれていても、広い海、しかも波があったらびっくりするワンちゃんもいます。
少しずつならしてあげてください。
基本は、一緒に海の中に入って近くにいてあげること・・・です。
「小さな子どもを海につれてきている」と思ってください。
何かあったら、すぐに助けられる心の準備をしておいてくださいね。
小型犬なら、ひょいっと抱っこできるけど、大型犬は難しい・・・。
そんな時は、浮力のあるライフジャケットを着用させましょう。
いざというときに、慌てないですみます。
そして、わんが溺れたら、ワン自体がパニックになって暴れるかもしれません。
そんなときに、引っ掻かれる恐れがあるので、ラッシュガードやTシャツなどを着ていると安全です。
そんな時が亡いことが望ましいですが、そうなった時は、慌てず騒がず、落ち着いて対処してください。あなたもパニックになったら、助けられるものも助けられなくなる可能性がありますからね。
もちろん、上記以外のサイズもあります。上のリンクから中に入れば、他のサイズも見れます。
かなりお安いお値段なので在庫が少ないです!
検討されていた方は、お買い得ですよ!
7、水はたくさん持っていこう
ワンちゃん用の水をたくさん用意してください。
足りなくなったら買えばいいや・・・ダメデスよ!
だって、近くで売ってる場所が亡いかもしれないから。
そして、熱中症対策としても、多めに飲ませた方がいいし、帰る前に海水を軽く流す意味でも多めに持っていった方がいいです。
暑ければ、水浴びもできます。(海に入れてもいいけど)
我が家は10ℓタンクで持っていきます。向こうで海水を流してはこないけれど、器の水をよくひっくり返したりもするので、多めに持っていきます。
夏のドッグランでは頭や体にかけたりしていますが(笑)
8、帰りや次の日は様子を見ながら
初めて海デビューしたワンちゃんは特に帰りの様子は見てあげてください。
疲れて爆睡していればいいのですが、なんだかやたらとよだれを垂らすとか、苦しそうにハアハアと呼吸していたり、目の充血していたら熱中症かもしれません。
震えたり、虚脱、失神、無反応などの場合は、命に関わることもあります。
他にも嘔吐や下痢もあるかもしれないので、汚れてもいいマットやビニールシートをひいたり、トイレシートなどをすぐに出せるところに置いておくと安心です。
ただ、海水をたくさん飲むと、吐いたり下痢をしやすくなります。
我が家のワンも、海に行った次の日は必ず緩くなります。
それでケロッとしていれば大丈夫ですが、ぐったりしていたら、よく様子を見てあげてください。
9、体のチェック
家に着いたら、パッドを怪我していないか、骨折などしていないか見てあげてください。
指の間なんかも見落としがちですが、怪我をしていたり、赤く湿疹ができている場合もあります。
体も同じです。
海水に弱い皮膚の子なら帰ってからきちんとシャンプーして流してあげてください。
いろいろ書きましたが、基本的に人間の子どもと同じです。
あまり怖がらずに、楽しく遊びましょうー!




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