
人間も犬も年をとる
犬の寿命は平均15歳と言われていますが、超大型犬(セントバーナードなど)は6〜7歳ぐらいと、大きくなるほど寿命が短くなるようです。
いわゆる「老犬・シニア犬」と言われるのはだいたい7歳くらいだそうです。
名前も呼んでも無視をする、頑固になった、穏やかになった、反応や動きが鈍くなった・・・
こんなことがあったら、もしかしたらそれは年齢のせいかも知れません。
犬の寿命は年齢以外にも食べ物や生活環境、ストレス、犬種によってのなりやすい病気や怪我、個体の性格など、様々な要因で寿命は大きく変わってきます。
今は「老犬ホーム」と言うのがあるらしく(賛否両論のようですが)快適な温度、決まった時間に投薬してくれるなど、人間の老人ホームと同じような感じらしいです。
個人的には・・・どうかな?と思いますが、どうしてもどうしても、人間も仕事があって介護出来ないなどの場合は上手に利用すると犬も人間も負担がかからず上手くいくかな、と思います。
ただ、人間の老人ホームと同様に、お金儲けばかりを考えてずさんな経営しているホームができてしまったら、とんでもないことです。
言葉を話せない分、より親身になってお世話してほしいと思います。
しかし!
基本的には、やはり最後まで自分の元で・・・そう思います。
絶対にわんだって、そう思っているはず。
だって、ずっと一緒にいたんだから。
最後まで一緒にいたいと思ってます。
きっと、絶対!
最後まで一緒だよ
犬ではないのですが、前に飼っていたネコは、私が家に帰る20分くらい前に亡くなりました。
ぱぱさんが言うには長女の声と私の声が似ていたので、私が帰ってきたと思って安心して逝ったのではないかと。
人間の勝手な解釈かもしれませんが、そういう風に思えるようにしていきたい。
このネコは、子どもが生まれる前から私がもらって飼っていた子なので、うちの長男のようなネコでした。
子どもが本気で泣いたらどこからともなくやってきて、子どもに体をすり寄せてきました。
子どもがネコの体にしがみついて毛をむしっても、それが子どもがやっているとわかると、怒ることをしませんでした。
それがガマンできなくなると、自分が高い場所などに避難するのです。
犬のようにリードをつけて旅行にも行きました。公園にもお散歩に行きました。
最後の方は毎週病院に点滴をしに行き、最終的には入院もしましたが回復せず。
最後は家で看取りたいと、家に連れて帰りました。
それから少しして、天国へ行きました。
亡くなってから数年は何も飼いたくない・・・と思っていたけど、大型犬が我が家にやってきて、今では大型犬3頭、ネコ3匹の大家族になっています。
犬だったらネコよりも大きいし、大型犬になれば体も大きいし大変なことも多いと思います。
夜通し鳴いていたり、お漏らししたり、立てなくなったり・・・。
ご飯を食べないとか、痴ほうになって噛まれたとか、そのようなこともあるかも知れません。
そのたびに、いけないとわかっているけれどもイライラしてしまったり、怒鳴ったり叩いたりしてしまうかも知れません。
でも、もし自分が犬の立場だったら・・・。
お漏らししてお腹がビショビショになったけど気づいてもらえない、足の関節が痛くて動けなくてずっと同じ姿勢で
いて本当は寝返りを打ちたいけど寝返りができない・・・。
そんな不快なことがあって、鳴いて訴えているのかも知れません。
介護している人がイライラして怒鳴って、叩かれたら、あなたはどうですか?
自分だって好きでこんなになってる訳でもないのに、さらにそのことで怒鳴られ叩かれたら・・・理不尽で叫びだすかもしれないですよね。
・・・それでも犬はガマンいています。
イライラしてしまったりするのは仕方ないことだと思います。
なので、そうだと気づいたときには、わんちゃんに「ありがとう」って撫でさせてもらいましょう。
「うちの子になってくれてありがとう」「今もそばにいてくれてありがとう」など。
ただの「ありがとう」でもいいと思います。そうすると心が穏やかになります。
私たちはこんな時でさえも、わんに癒されているんですね。
うちの場合、わん&にゃんが6匹いるので、悲しいことが少なくても6回はあるということ。
でも、「悲しい」気持ちよりも「うちの子になってくれてありがとう」という気持ちを強く持って笑顔でありがとうが言えたらいいな・・・と思います。
ということは・・・「ありがとう」を6回言えるということですね!
犬の十戒
下の「犬の十戒(飼い主のための十戒)」は、1頭目を保護して下さった方が「みんなの見えるところに張っておいて」と下さったものです。
もう6年くらい張りっぱなしなのでボロボロになっていますが、リビングに張ってあるので未だに目に止まります。
正直、どなったり、叩いたり、蹴っ飛ばしてしまったり(拾い食いしようとした時とかに、軽くですよ!3本リード持っていると手が使えないのです)してしまう時もあるけど、これを目にするたびに「すみません・・・」と思ってしまいます。
犬の十戒(飼い主のための十戒)
1、私の一生は10〜15年くらいかありません。
ほんのわずかな時間でもあなたと離れていることは辛いのです。
私のことを買う(買う)前にどうかそのことを考えて下さい。
2、私が「あたたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間をあたえ てください。
3、私を信頼してください・・・それだけで私はしあわせなのです。
4、私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。
でも、私にはあなただけしかいないのです。
5、時には私に話しかけて下さい。たとえあなたの言葉が理解出来なくても、
私に話しかけているあなたの声で理解します。
6、あなたがどれほど私を扱っても、私はそれを忘れないだろうということに気づい て下さい。
7、私を叩く前に思い出して下さい。私にはあなたの手を簡単に噛み砕くことができ る歯があるけれど、私はあなたを噛まないようにしていることを。
8、言うことを聞かない、頑固だ、怠け者だと叱る前に、
私がそうなる原因が何かないかとあなた自身に問いかけて下さい。
適切な食事をあげていなかったのではないか?日中、太陽が照りつけている外に 長時間放置していたかも?
心臓が年齢と共に弱っていはいないだろうか?
9、私が年をとってもどうか世話をして下さい。あなたも同じようとるのです。
10、最後の旅立ちのときには、側にいて私を見送って下さい。
「見ているのが辛いから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて 言わないでほしいのです。
あなたが側にいてくれるだけで、私はどんなことでも安らかに受け入れられま す。
そして・・・どうか忘れないで下さい。私があなたを愛しているということ を。
ネットで同じ文がありました。こちらのサイトです。
うちの子になってくれてありがとう




うちの子になって良かった!と思ってもらいたい・・・。
いつでも一緒にいようね!



周りの人々への配慮もお忘れなく