
我が家の場合
我が家の3頭のわん達は、それぞれ違う場所・時期に里子として我が家へ来ました。
我が家は「里親」として、犬達を迎え入れたのです。
・・・なんて書くと、カッコよく聞こえますが・・・
私の場合、本心は「犬を飼うのに高いお金を出したくない、家族となる子達をお金で買いたくない」でした。
犬を飼う何年も前に、ある場所で「フラットコーテッドレトリーバー」という犬を始めて見て、ぱぱさんが一目惚れをしたのです。
そして、犬を飼える環境になったときに「フラットコーテッドレトリーバー」調べたら・・・高い!
そして「家族として迎え入れるのにそんなに高いお金を出して【買わなければ】いけないのか?!」そんな風に思ってしまったのです。
ぱぱさんがいろいろと探していて、フラットコーテッドレトリーバーを保護した個人の方が、ネットで1頭目の子の里親を募集していました。
さっそく連絡を取り会わせて頂きました。
そして、縁あって我が家に来てくれました。
こうして1頭目の犬は、おりこうでおとなしくて、本当に飼いやすい長男タイプのバディになりました。
それから、いろいろと調べたら、動物の「里親募集」というホームページをいくつか見つけました。
たまにのぞいていたら、フラットコーテッドレトリーバーも里親募集が出ていたのです!
それから、フラットコーテッドレトリーバー専門の里親募集のホームページもありました。
いろんな方のブログも見て、「2頭飼い」にも憧れました。
2頭目の子がいたのは動物の保護施設で、初めての出来事でわけわからなかったのですが、なんだか納得いかない事ばかりでした。
夏休みの旅行が終わってから引き取ることが可能ならそうしたかったのですが、「引き取るならすぐに引き取って下さい」的な事とを言われ、お迎えに行ったのですが・・・。
その施設には他にも捨てられた犬・ネコたちがいて、面倒を見きれないような状態でした。
1頭目と比べると同じ犬種でも、こんなにも違うものかと驚きました。
本気で「このまま帰ってしまおうか・・・」と思うくらいの状態。
でもこんなに喜んでいる子を、またこのまま置き去りにしてはかわいそうだし、我が家が引き取らなかったらこの子はどうなる?!と思い、連れて帰りました。
その子はとんでもなくガリガリで筋肉もなく、背中も少しまがって、どこでもおしっこをしてしまって・・・。
大型犬だけど、我が家の当時の4WDの車に飛び乗れなかったのです。
そして、ボールで遊ばせようとしても、キョトンとして眺めるだけ・・・!
遊び方も知らなかったのです。
病院では筋肉がないため、しばらくは運動は禁止で歩いて筋肉をつけるように言われました。
ドキドキしながらも、その2週間後にはキャンプへ行き、さらに2週間後くらいには和歌山へ旅行へ行きました。
なんとかなるものです。
それから、ディスクを教えたら、体も軽いので、素晴らしいジャンピングキャッチを見せてくれるようになりました。
「同じ犬種でもこうまで違うのか」「いくつになっても学習できる!」・・・と、教えてくれたランディです。
そして3頭目。
今度は知り合いの動物病院からお声がかかりました。3ヶ月の子犬です。
「子犬で睾丸が降りてこないから里親を募集しています」と。
今までのわんはそれぞれ5歳〜6歳でうちにきました。(バディ・ランディともに同じ年)
ぱぱさんは子犬から飼いたかったので、受け入れる事になりました。
それは12月の出来事。
お正月に旅行に行く予定だったので、お正月過ぎの迎え入れでもいいか聞いたら・・・NG。
なので、うちに迎え入れてから10日後には雪国へ旅行に行きました。(こんな展開ばかり)
でも、車にもがんばって慣していたので、心配しつつも何事もなく楽しい旅行になりました。
そんな3頭のフラットコーテッドレトリーバーがいる我が家。
プラス、3匹の猫もいるのですが・・・(ネコも里子で来ました)
毎日ドタバタな生活ですが、おかげさまで3頭とも仲良しでケンカして怪我したことはありません。
小さな一瞬ですむガウガウはありますけどね!
犬を里子として引き取るときは0円?
里親として迎え入れても0円ではありません。
保護してくれた所で病院などへ連れていって下さっていた時はその時の病院代や検査料などは支払います。
それに付随した何かにかかった金額なども払ったりします。
2頭目の時は高速代やその他、去勢した費用(これは領収書もないし、ちょっと本当かどうか疑わしいところですが)
他にも強制的に買わされる事になったネームプレート(高額でした)など、6万円近くかかりました。
これらはたぶん、施設を運営していくためのお金になるのでしょう。
なので、もしも納得のいかないようなことがあれば、領収書などを提示してもらい、それから支払うようにした方が納得が行くのでいいと思います。
いろんな経験をした犬たち
心や体に傷をおった子もいるかも知れません。
そんな子のケアはちょっと大変かも知れません。
高齢犬だと受け入れ先もあまりありません。子犬の方がすぐに決まります。
でも、成犬でもなついてくれたらすごく嬉しいし、もしも、不幸せな人生を送っていたら、自分の家でのびのびと幸せに安心して暮らしてもらえたら嬉しい!
それに、こんな書き方はあまりよろしくはないですが、子犬のときから育てるよりも短い人生なので、年配の方でも安心して飼うことが出来ると思います。逆にそのような小さなお子さんがいないご家庭で余生をゆっくり静かに幸せに過ごせる高齢犬は幸せだと思います。
もちろん、そんなに楽しい事ばかりではないかもしれないけど、でもわんちゃんの楽しそうな顔を見たら、こちらも嬉しくなっちゃいます。
2頭目の子は本当にすぐにおしっこをするので、何回もトイレに出したり、おしっこの始末をしたり、怒鳴ったりしてしまうけど、うちの子達の中で一番表情があって、「楽しい!嬉しい!」って顔をしてくれるので「ラン君はかわいいね〜」とついつい私も言ってしまいます。
大変な事もありますが、でもそれはペットショップから買った子も同じです。
それならば、かわいそうな子を救ってあげるのでもいいのではないかな・・・?と思うのです。
救うなんて大げさな言い方かも知れませんが、1匹の子があなたによって幸せになるのです。
そういう子達もいる、ということを頭の片隅に置いておいてください。
そして、あなたが引き取ってくれたら・・・家族に捨てられた「かわいそうな子」が、新しい家族に迎えられて「幸せな子」になるのです!
人間の身勝手で 不幸になる犬たち
犬を迎えるに当たって、ペットショップで犬を探すことが多いかも知れません。
でも、一度そのように幸せな家族に引き取られたにもかかわらず、様々な理由から
「捨てられてしまう犬」もいます。
許せないような理由から真っ当な理由まで様々ですが、犬にはわかりません。
その数は今のペットブームですごい数になっています。
そんなたくさんの犬たちが「もう一度幸せになりたい!」と新しい家族を待っています。
犬を飼いたい!と思ったときに、あなたはどうしますか?
ペットショップやブリーダーで探す、知り合いのうちで生まれた子をもらう・・・。
しかし、ペットショップなどで「絶対にこの子!」と喜んで家族の一員として迎え入れたのに、下記のような都合で捨ててしまう・・・。
飼い主に捨てられた犬はどう思うでしょうか?何とも思わないでしょうか?
もし、あなたが捨てられたらどう思いますか?
犬も人間も基本的な感情は同じです。喜び、悲しみ、怒り、恐れの感情があります。
もしも、どうしても犬を手放さなくてはならないような状況ならば、きちんと次の飼い主さんを見つけるべきです。
それが動物を飼ったものの責任です。
■飼い主の都合
*世話ができない*飼いきれない*飼主の死去*日常生活に支障をきたしている*飼主高齢のため*離婚*病人あり*老人病気*母の痴呆がひどい*親の面倒をみなくてはならない*飼主の老齢化*子どものアレルギー*小さい子どもがいる*孫が喘息になり飼えなくなった*アパートのため*一戸建てでなくなる *引っ越し先が公団*引っ越しで飼えない*飼主が入院*夫単身赴任*妻喘息入院*忙しくて面倒見切れない*家庭の事情*独り暮らしで不在が多い*会社勤め*飼主が老人ホームに入った*世話をする人がいない*飼主入退院繰り返し散歩不可能*年金生活で犬を入院させられない
■犬の状況
*成犬でもらいなつかず給餌不可能*育てるのが困難*家族になじめない *夜鳴き*家族を咬んだ*雷の時に暴れる*狂暴*咬み癖*暴れる*家族を咬む*小さい頃のトラウマがあり咬み癖*飼主に従わずこれ以上飼えない*おとなしすぎる*家の中を汚す*脱走する *皮膚病*犬が皮膚病で手に負えない*24時間吠えている*散歩できない*老衰*高齢(ボケ)*ガン*ケガ*子犬産まれる*多すぎる*たくさん産まれたため *現在2匹いるので多すぎる*増えすぎた*多頭飼育
動物実験廃止・全国ネットワークさんから抜粋させて頂きました。
人間の都合で捨てられてしまった犬。
その犬たちを助けることが出来るのも、また人間です。
ペットショップやブリーダーでわんちゃんを探す前に、ちょっと考えてみて下さい。
成犬だってかわいい子はたくさんいます。
言うことをきかない子だって、ちゃんということを聞くようになります。
少しずつ根気よく教えていけばちゃんと覚えます。
多少の言うことをきかなくても(周りに 迷惑をかけない程度)元気だったらそれはそれでいいと、我が家ではそう思っています。
人間だって完璧な人はいません。犬だって同じだと思います。


里親になるという選択




「いつでも里親募集中」
こちらは、都道府県ごとにわけて里親募集を載せています。お住まいの県でいいな!と思う子がいたら、近くていいですね!我が家は関東から関西までいきましたが^^;
犬はもちろん、ネコもいます。
「FCR Lovers」
こちらは、フラットコーテッドレトリーバーをメインに保護活動をされています。個人の方々がボランティアで新しい家族が見つかるまで、おうちで大事に「仮の家族」として一緒に暮らして面倒を見て下さっています。


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